茨城県つくば市にある老犬&老猫ホーム「ひまわり」では、様々な理由で飼えなくなった高齢犬と高齢猫を預かっています。
「つくばわんわんランド」「つくば獣医診療センター」と同じ敷地内にある為、
豊富なノウハウといざという時も安心の医療設備が整っており、
2015年より新たに「老猫ホーム」も開設いたしました。
茨城県内に限らず、県外のわんちゃん・ねこちゃんもお預かり可能です。
お悩みの飼い主様、どうぞお気軽にご相談ください。
※つくば獣医診療センターでは、一般外来を受け付けておりません。
雄大な筑波山麓にある犬のテーマパーク「つくばわんわんランド」がオープンして、間もなく20年を迎えます。オープンからこれまで、たくさんの命と出会い、別れがありました。当初から頑張ってくれた犬達は、老齢期を経て、今ではほとんどの子が亡くなっております。中には20歳を超えるまで頑張って生きた犬もいました。目も見えず、足腰が弱っても、末期の癌を患っても、必死に生きる姿に、私達スタッフの方が励まされるほどです。彼らは最期のときまで、生きることを大切にしているようにも見えました。
犬の老化は、個々で差があります。認知症になる子もいれば、歩けなくなってしまう子、重い病にかかってしまう子もいます。そうかと思えば、全く健康のまま天寿を全うする子もいます。様々なケースを目の当たりにしながら、老犬との向き合い方を学んできました。辛いことも悲しいこともたくさんありましたが、犬たちから向けられる無言の「ありがとう」が何よりの支えです。
2014年5月、私たちはこれまでに培ったノウハウを生かし、一般の飼い主様にもご利用いただける「老犬ホーム ひまわり」をオープンいたしました。様々な事情で、私達に大切なご家族を託してくださった飼い主様。その方々のお話を伺う中で共通していたこと、それは「最期まで自分で世話がしたかったのに…」ということです。極限まで愛犬の介護を頑張った方、ご近所を気遣いやむなくという方など、事情は皆様異なりますが、この痛切な想いは同じでした。
私達の目指すべきところは、飼い主様に安心していただき、わんちゃんに穏やかに過ごしてもらうことだと実感しております。そのために「今を大切にお世話をしよう」と心に決めています。