こんにちは ひまわりです
今回は、10月から12月にかけてお別れを迎えた
ひまわんちゃん達の事を書きますね。
長文になりますが、ご容赦下さい。
ミックスのナナちゃんが永眠いたしました。
お預かり当初から軽度の認知症でしたが、その頃は自力歩行ができていました。
柴犬のタクちゃんととても仲良しで、いつも2人で寄り添ってお昼寝が日課でした。
タクちゃんが亡くなってから、彼女も一時的に元気がなくなり、急速に老化が進行したように思います。
寝たきりになって1年弱頑張っていましたが、老衰で天寿を全うしました。
認知症の犬の場合、発症から2年位が寿命といわれてますので、時間の許す限り生き抜いたかのようです。
ミックスのジョンちゃんも永眠いたしました。
お預かりから2年、当初はふわふわもこもこだったジョンちゃん。
タロちゃんやセバスちゃんと一緒に生活をしていましたが、セバちゃんが亡くなった頃から歩けなくなり寝たきりになりました。その頃タロちゃんも落ち込んでしまい、犬同士の絆も深いなと改めて感じました。
寝たきりになってからは、ナナちゃんと枕を並べて過ごしていましたが、ナナちゃんが亡くなり、ベッドでひとりで寝ている姿が寂しそうでした。また、喪失感を与えてしまった、ベッドは別にしておくべきだったと反省。
ジョンちゃんは小さめの中型犬でしたが、最期の頃の体重は5㎏程に・・・骨と皮だけになった彼女は、何に寝かせても痛そうに思えて
全面ビーズクッションのベッドに切り替えました。そのような状態になりながらも、ごはんを食べ、懸命に生きていました。
いつもどおりに過ごした日の夕方、そっと眠るように息を引き取りました。私達があっけにとられる程あっさりと・・・。
それはあまりにも彼女らしい最期でした。
ラブラドールのぶんたくんも永眠いたしました。
彼は、とても長い寝たきり生活を頑張っておりました。
以前ご利用いただいていた飼い主さまからも、「ぶんたくんはどうですか?」とお声をかけていただけるほど・・・。
彼は、ひまわり生活が最も長く、2年半という時間をお世話させていただきました。2度生死を彷徨うほど具合が悪くなりましたが、「ぶんた頑張って!」という飼い主様の声と涙に応えるように、持ちなおす事もありました。彼との思い出は多すぎて、まとめきれません。
火葬の立会いのとき、いつもであれば涙をこらえようと頑張れるのですが、さすがに無理でした・・・。
飼い主様が、火葬後に会いに来てくださったのですが、この方々にも会えなくなるのかと実感してまた涙・・・
その後数週間、スタッフも喪失感を抱えながら過ごしておりました。
フレンチブルドッグのギンジくんも永眠いたしました。
ぶんたくんがそろそろ危ないかもしれないという状態が続いていたある日、それまで普通に過ごしていたギンジくんの呼吸が突然乱れました。元々、肺に異常がある事は、随分前のレントゲン検査で判っていたのですが、まさかあんなに急に発症するとは・・・ましてや発症から数時間で息を引き取るなんて・・・さらに、このタイミング・・・。
ギンジくんが入所した当時、彼は他の犬に馴染めず、唯一、一緒に過ごせたのがぶんたくんでした。お兄ちゃんと弟みたいな感じで過ごしていました。ぶんたくんが寝たきりになってからは、一緒に過ごせなくなってしまっていたのですが・・・。
ギンジくんが亡くなって4日後に、ぶんたくんも亡くなっています。
ギンジくんはぶんたくんと一緒にいたかったのでしょうか?ぶんたくんが危ないことを察したのでしょうか?
そう思えるようなタイミングでした。
ダックスのトラちゃんも12月に永眠いたしました。
トラちゃんは、ちょうど1年前に、兄弟のマロちゃんと共にひまわりファミリーに仲間入りしました。生まれてからずっと一緒に過ごしてきた彼らは、とても仲が良く元気いっぱいの兄弟でした。特にマロちゃんは、トラちゃんにべったりで、いつもトラちゃんの後を追いかけていました。
元気に過ごしていたある朝、トラちゃんの様子がおかしい、いつもなら走り回っているのに・・・すぐに病院へ駆け込み検査。呼吸困難による血中酸素濃度が低下している状態と判り、酸素室へ入りました。絶対安静、酸素室から出すと苦しくなってしまうので、そこからは、マロちゃんといられなくなってしまいました。その後、約2週間頑張りましたが、トラちゃんは静かに息を引き取りました。マロちゃんにトラちゃんの遺体に会わせるべきか悩みましたが、色んな子が喪失感で落ち込んでしまったのを見ていた為、飼い主様と相談の上、会わせない事にしようと決めました。マロちゃんは、今も元気に過ごしています。ずっとトラちゃんの帰りを待っているのか、それとも、もう充分理解した上で、他の子と過ごしているのか、マロちゃんにしか分かりません。ただ、そんなマロちゃんを思うと切ない気持ちになります。大好きなトラちゃんの分まで長生きしてもらいたいです。
ミックス犬のダッタくんをお預かりしました。彼の介護をしていた飼い主様が入院している間のみということで、3か月の予定でお預かりしました。当初から、食事を拒否していた為、流動食や香りの強いおやつなどで、どうにか食べてもらう日々でした。環境が変わったことによる拒絶なのか、持病の悪化による食欲不振かは定かではないのですが、やれることは全部試しました。3ヵ月後に、また飼い主様の元へ戻ってもらいたかったからです。結果は空しいものになってしまいました・・・。2週間、あまりに短い期間。その間、彼は起きていると何かを訴えるような声で鳴いていました。ちらりとこちらを見ては、また鳴いて、鳴き疲れては寝るの繰り返し。悲鳴に近い彼の鳴き声が耳に残っています。生まれ故郷の沖縄に帰りたいのだろうなぁと感じました。大好きなお父さんお母さんと一緒に過ごしたいのだろうなぁと・・・。
ショコラくんもまた、飼い主様が入院されるとの事でお預かりしました。入所後行った健康診断の結果、腎臓がかなり悪いということが分かりました。対症療法を行い、しばらく安定して過ごしていたものの、立ち上がれなくなり食欲不振に。同じ頃に飼い主様から、退院したので会いに行きますとの連絡を頂きました。いよいよ、明日は面会という日の朝、呼吸停止。応急処置を施し、一度は吹き返しましたが、その日の昼に再び呼吸が止まりました。亡くなったショコラくんに会いに来た飼い主様が、自分の身代わりになったのかもとぽつり・・・。そういうことってあるかも知れませんね・・・。認知症も進んでいた彼ですが、心の中には、しっかりと飼い主様への想いがあったのですね。
このお仕事を通して、人間と犬、犬と犬、いろいろな『絆』を感じます。言葉がない分、とても深い絆がそこにあるんだと実感できます。相手を思いやる気持ちは人それぞれ、犬でもそれぞれなんですね。
11月末に発行された『コーギースタイル』と『ダックススタイル』という雑誌に、当ホームのルポを載せていただきました。
ページを開いて、トラちゃんの元気な姿がそこにありました。この取材のときは、こんなに元気だったのに・・・。トラちゃんもマロちゃんも、いつも動きが激しいため、ちゃんとした写真がほとんどない中、プロのカメラマンさんが、トラちゃんの笑顔を撮って下さっていて、本当にありがたく思いました。とても素晴らしい写真です。胸に沁みました。